2014年1月1日水曜日

恒例の年末症例検討会

 毎年恒例の年末症例検討会、市立病院、県立病院、薬科大病院、宮社保病院、宮城がんセンターなどなど、1年間の今年の症例を、みんな集まって症例を検討させていただいております。
 数えてみたら県内の4241名の循環器疾患の入院患者さん方が、うちで診療を行わせていただいた計算になるようです。この他に外来の患者様方や、他の病院とやり取りしながら診療を進めている病院もあり、ご開業の先輩方との患者さんの受け入れ紹介なども数多いようでした

 いつも興味深い症例の報告がなされますが、今年驚いたのはセファム系のゾロ(・・ではなく、ジェネリックと呼ぶのでした・・・)を、使ったら、まっかっかにアレルギーが出ちゃって、外科のある病院に紹介したら、そっちの病院で採用されているセファムがたまたまジェネリックでない先発品で、ぜんぜんアレルギーなく、摘出せず治療できたということで、ちょっとびっくり。

「だからゾロはダメなんだって・・・」
「いや、逆もまた真なりだから・・・基剤の問題でしょう・・・」

 三人寄れば文殊の知恵
 いい発想のアイデアが出てくることもあります

 名誉教授の田中先生も参加
 「こんなに症例があるのに論文が出ないのは何事だ!」と。

 まあ、いろんな考え方の先生方が集まっていろいろな話をすることで、きのう助からなかった患者も、明日助かるようになることもあります





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