2014年1月16日木曜日

屋根瓦方式? で、医学部三+四年生、が、一年生に、教える

 うちの教授は怠け者なので、学生さんが働き者です

 研究室訪問の1年生に、基礎修練で来ている有能な三年生が、人工心臓の説明をしています。昨年の基礎修練の学生さんは、実習中のデータをまとめて学会発表し、論文も投稿して査読で査読委員と戦っています。

 ホントは、医学部四年生は、CBT前の時期なので、実質国家試験みたいなものなので、がんばって勉強しなきゃならない時期ですが、なぜか、うちの医局で勉強しています

 と、いうわけで。今日も、屋根瓦方式で、説明をお願いしています

 「屋根瓦方式」と、言うのは、医学部の臨床研修制度で使われる単語です
 研修の指導医は、忙しいので、実質的になかなか教える時間が取れず、レジデントとインターン同士で教え合うことになります。
 例えば、同じ科を研修で廻っているインターンがレジデントから習い、レジデントは指導医から学ぶことになります

 三年生が現在、勉強中、研究中の人工心臓を、本物の患者さんに使われているシステムを、実際に動かしてみせながら、入学したばかりの一年生に説明してもらい、四年生が、CBTの知識も交えて監督します

 ちょうど、胸部外科と麻酔科の先生方が、植え込み型補助人工心臓を、全置換型人工心臓として使う新しい手術法の開発のための実験中、手術や体外循環の主義も観察してもらいました。

 大学なので、学生さんを、次の時代に、のして行くような卒業生に、育って行っていただけるよう、お手伝いしなければなりません。
 



 

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