2014年10月28日火曜日

ガッツを出せば、エボラにもICUで勝てるか?

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1411677#.VE8bwkKrZHk.facebook

このエボラウイルス病(EVD)の患者は、シエラレオネで感染し、治療のために、ドイツ/
ハンブルグの隔離施設に空輸された。
病気の経過の間に、この症例は、敗血症、呼吸不全、および脳症を含む多数の合併症を、併発した。

新しい実験的な治療法を使用することがなくても、大容量の蘇生液投与(最初の72時間で一日あたり約10リットル)、広域スペクトル抗生物質療法、および、換気補助からなる集中支持的治療は、完全な回復をもたらした。
退院は、PCRアッセイによる尿と汗の中のウイルスRNAの検出のために、延期されていたが、最後の、エボラウイルスの陽性の培養結果は、14日目の血漿中、および、26日目に尿中に、最後に検出され、その後は消失した。40日後がPCRの最後の評価であった。
この症例は、エボラウイルス病管理の課題を示しているものと思われる。
集中的に精密なルーチンICU治療で、効果的に治療することができることを示唆している

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